本というものは

読むだけではだめで、ちゃんと自分で感想を書いて読んだ内容を整理し、脳に定着させる必要があるらしい。





というわけで、一冊最近読んで感動した本の感想を書いておこうとおもう。



「小公女」

岩波少年文庫

フランシス・ホジソン・バーネット著 吉田勝江訳



バーネットと言えば、つい最近「秘密の花園」を読み返してその内容の深さに感銘を受けたものだが、この「小公女」はあらすじは知っていても実際には読んだことのないお話でした。



ロンドンの寄宿学校に預けられた裕福な少女セーラが、たった一人の肉親である父親を失い無一文で残され、特別待遇の生徒から一転学校の小間使いとなり、ごうつくばりの院長であるミンチン先生や心ない学友のために辛酸をなめるが、持ち前の誇りと気品を失わず、最後には父親の破産の原因となった親友が名乗り出て再び以前(?)のように幸せになるというお話しなのである。



なぜこのお話しを読まないでいたかと言えば、そんな暗そうな話はあまりおもしろそうに思えなかったということもある。単なるシンデレラストーリーに感じられ、わざわざ読む気にならなかったのである。



そして、今回なぜその本を読むことになったのかというと、たまたまテレビを昼食時につけると毎日その時間はアニメの「小公女セーラ」を放映していて、「あーやだやだ」と一生懸命避けてていたのだが、ある時魔が差してうっかり見てしまったのだ。



一度見てしまうとまた見たくなるのが人情というもの。

でも、こんな暗そうな話毎日見たくないので、一体今何話目なのかネットで調べてみたら後数回で最終回ということなので、それなら我慢して見られるだろうということになった。



ついでにウィキペディア(インターネット広辞苑)でお話しの詳細を調べると、どうやら原作とアニメでは主人公の性格や終わりに相違があるということらしく俄然興味がでてきました。



アニメのセーラは、見たところ善良だが芯というものが感じられない八方美人で、不幸な境遇に耐えるのはあっぱれではあるが全く共感できない人物だった。(といってもせいぜい5話くらいしか見ていないので断言はできないけれど・・・)



原作のセーラはミンチン先生にぴしゃりと反撃する、けしてやられっぱなしではない気の強い性格らしい。



最後も、原作とアニメでは大きく異なり、アニメではミンチン先生と和解し10万ポンドを寄付、学園で勉強を続けることになるのだが、原作では学園にはもどらないことになっている。





それ、全然違う話なんじゃないの?



そんなわけで原作を読んでみた。





結構壮絶な話でした。



長くなったので続きは後日書きます。

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