お節介おばさんになろう。

お嬢さんを疲れさせるべく、毎日徒歩でお散歩しています。



そうすると時々怖い状況に遭遇したり…

この間の恐怖体験です。



昼下がりに散歩に出たところ、幼稚園帰りの男の子3人が私道で遊んでいるのにでくわしたのです。

娘はゆっくりゆっくり歩くので、男の子達は物珍しそうに寄ってきました。

「こんにちわ。お名前なんて言うの~」

「いくつ?」

「そう、○○くんて言うの。よろしくね。」

年長さんとおぼしき僕たちが一杯話しかけてくれてしばし会話を楽しみました。

事件はその直後に起こったのです。



最近自転車の補助輪がはずれたとよろこんでいたたっくん(仮名)に「上手に自転車乗るね~すごいねー」と褒めたところ、有頂天になり、一生懸命自転車を走らせてくれて事もあろうか、一緒に遊んでいたまもる君(仮名)に後ろから衝突。まもる君は激しく転けてたんこぶを作り、鼻血が…!!!



泣きながらお母さんのところへ走るまもる君。

一部始終を見ていた良夫くん(仮名)が「たっくん、悪いんだー」と訴えます。



もしかして私も事故の責任の一端があるのでは…と蒼白になりながらお母さん達に近寄っていくと、たっくんのお母さんがたっくんに事情を聞いています。

まもる君と良夫君のお母さんはまもる君の怪我を見ながら「あぁ、たんこぶできちゃったけど大丈夫大丈夫。まぁ、こんなのはよくあることだし、誰が悪いわけでもないから」



いやー。どう考えてもたっくんが前方確認を怠ったのが悪いんだけど…

とりあえず私も関係あるかも、と思ったので恐る恐る声をかけてみました。



「すいません。私がみんなに自転車乗るの上手ね、とか走るの速いね、とか褒めたので一生懸命やってこうなっちゃったかもしれないんです」と謝ってみました。



まもる君のお母さん「あーそうなのね。頑張っちゃったかもね。」

良夫君のお母さん「あそこコンクリートがめくれあがってるからあれにひっかかったのよきっと」

二人のお母さんは犯人探しをする気は無さそうです。



それはいいんですけど、やっぱりたっくんはまもる君に謝るべきなのでは?

しかしその気配はみじんもないのです。



たっくんは動揺しながらお母さんに、まもる君に自転車でぶつかっちゃったことを説明しました。

が、なんか変です。たっくんのお母さんはまもる君やそのお母さんに謝る様子がありません。



良夫君はタヌキ囃子のように「たっくんが悪いんだー。ぶつかったんだー」と周りではやしています。



空気がぴりぴりしているのが分かります。

私はここで立ち去ってもよかったのですが、心情的に口をはさまずにはいられませんでした。



たっくんに近寄って言いました。

「ちょっとスピードが出ちゃったね。自転車は自分が思ったよりずっとスピードが出るからね、気を付けようね」

たっくんはよそを向いています。

「たっくんも誰かにぶつかられるかもしれないし、誰かにまたぶつかっちゃうかもしれないよ。だから気を付けようね」と頑張ってみました。

すると、たっくんはよそを向いたまま言いました。

「あんまり血が出てないから大したことないもん」

「いやいや、血が少しでも中で大変なことになってる場合もあるのよ」と粘る私。



そこでたっくんのお母さんがつかつかと来て、たっくんの顔をたたきはじめました。

「まだそんなこと言ってるのか!あんたがそんなだからこんなことになるんだ!」

「こんな風になるんだったら自転車捨てちゃうよ!」

ものすごい勢いで怒鳴りつけ、だんだん叩く手が早くなってきました。

私はもう、怖くてどうしていいかわからなくて

「ごめんね、おばちゃんが余計なこと言ったから…」と言いながら娘を抱いて逃げるようにその場を去りました。



一体私はどうすればよかったんでしょうか。

でもお母さんが側にいる状態で、私がたっくんに「謝ろうね」とは言えませんでした。





まもる君が可哀相なのはもちろんですが、私はたっくんのことが心配でなりません。

子供が他の子に怪我をさせたのにお母さんがその場で謝らないなんて…

これではたっくんはまともな社会性を身につけることができないと思うのです。



しかもお母さんは訳の分からない理由で叩いていました。たっくんもまた周りに理解出来ない理由で暴力をふるうようになるのではないかと思うといてもたってもいられません。



かといって私に何が出来るのか。

とりあえず注意して見ていることだけなんでしょうね。

こんなわけのわからない親がいるのかと思うと、先々憂鬱です。



給食費を払えるのに払わない親も100人に一人の割合でいるそうです。倫理観の欠如にどう対処したらいいのやら…

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